長いコロナ禍でストレス、運動不足、体重増加でウォーキングを始めた方も多いと思います。
せっかくのウォーキング正しい姿勢で行えているでしょうか。
距離や時間ばかり意識してはいないでしょうか。
正しい立ち方と正しい歩き方をマスターすれば歩くために必要な筋力も
効果的に鍛えられるようです。正しい歩き方をするだけで膝痛予防に大切な大臀筋と内転筋が鍛えられます。
正しい歩き方とは前に脚を出したときに膝が伸びていること、悪い歩き方とは歩幅が狭く膝を曲げた歩き方です。
膝が曲がっていると太ももの筋肉が縮み骨盤が後ろに傾き腹筋が緩み背中が丸くなり
首、肩が前に(猫背)出ます。いわゆる姿勢が悪い状態です。
では、まず正しい立ち方ですが日々実践して立つための筋肉を鍛えましょう。
ポイントはお尻の筋肉である大臀筋を意識して肛門を閉めて立つこと。
肩に力を入れず、下腹に力を入れて立つように意識しましょう。
これだけで曲がった背中や膝が伸び、後ろに落ち込んだ腰が持ち上がります。
背中が伸びれば胸もまっすぐになり、アゴも引けます。気持ちも前向きになるのではないでしょうか。正しい立ち方をマスターしたら、次は正しい歩き方をマスターしましょう。
正しく歩くために正しく立ちます。歩き出す際は背筋を伸ばし、腕は自然に振り前に脚を出したときに膝は伸びて、踵から着地し、後ろ足は母趾でしっかり蹴りだします。踵からついて重心を移動させると、膝が自然に伸びます。
正しい立ち方と歩き方をマスターし実践することで、体を支え歩くための筋肉を作って行きましょう。
検査 柿島