2月の節分といえば「豆まき」ですね。今年は2月2日が節分でしたが
皆さんは「豆まき」しましたか?
しかしなぜ豆なのでしょう?
立春の前日である節分に豆まきを行うのは、豆を投げて邪気や魔物を追い払い
新しい年に幸運を呼び込むため。豆は鬼を追い払うための道具なのです。
また、豆が使われてきたのは、「魔物の目をめがけて豆を投げれば、魔を滅ぼす」ことから
「魔目(まめ)」=「豆(まめ)」とする理由があると言われているそうです。
さらに、豆まきでまいた豆を食べるのは
「福を取り込んで、1年間健康に過ごせるように」という願いが込められています。
豆まきに使われる豆は、必ず炒った大豆を使います。
豆まき後に拾いそこねた豆からやがて芽が出てくると、縁起が悪いと考えられているため
豆から芽が出てこないように炒るようになったそうです。
そんな大豆は栄養も豊富でさまざまな効果が期待できます。
大豆は、植物性の食品のなかでもタンパク質を多く含む食材です。
大豆たんぱく質は、植物性たんぱく質の中で最も動物性たんぱく質に近い良質のたんぱく質です。
必須アミノ酸をバランスよく含み、牛乳や卵のたんぱく 質に負けないくらい栄養価が高いため
大豆は「畑のお肉」と呼ばれるようになりました。
しかも、消化吸収がよく、体内で利用されやすいことも特長です。
その他、カルシウムが多く含まれています。
カ ルシウムは、骨を作る重要な成分であり、さらに、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。
鉄分もほうれん草と同じくらい多く含まれ、体内の酸素供給に重 要な働きをしています。
食物繊維やビタミンB群、抗酸化物質としてよく知られているビタミンEも多く含まれています。
大豆なら、動物性の脂肪を控えながら、良質なたんぱく質も一緒に摂れるので、他の食材とバランスよく組み合わせ上手に食改善をさていきたいですね。
受付 髙山