ウイルスへの防御は自己免疫力を維持することがとても大事です。
良く寝て、旬の美味しいものを頂き、そして身体を動かし大らかな気持ちでいる事が大切です。
そして美味しい物を食べるときに意識していきたいのが『咀嚼』です。
噛む回数が減ると顎が小さくなり歯並びが悪くなり唾液の分泌が少なくなり消化吸収が悪くなります。
噛み合わせの悪さから肩凝りや頭痛が起きやすくなるなど健康に様々な影響を及ぼす事が分かっています。
ひとくちの咀嚼回数は「30回」が望ましいといいます。
咀嚼には様々な効果があります。
・肥満防止
よく噛むと満腹中枢が刺激され食べすぎ防止になります。
・味覚の発達
ゆっくり味わうことにより、味覚の発達を促します。
・言葉がハッキリ
口の周辺筋肉を使うことによって、言葉の発声や表情が豊かになります。
・脳の発達
脳の血流が増え、記憶や学習能力の向上につながります。
・歯の病気を予防
歯ぐきが刺激されて血行がよくなります。
また、だ液によって病原菌などが洗浄され歯周病や口臭の予防にも効果的です。
・ガンの予防
だ液の中にあるペルオキシダーゼという酵素がガンの発生を抑えるといわれています。
・胃腸の健康
消化を助け、食べすぎを抑え、さらに胃腸の働きを活発にします。
たくさん噛むことは、いいことだらけです。
食事をゆっくり楽しむ習慣を心がけたいですね。
受付
髙山