夏になるとよく耳にする「雷三日(かみなりみっか)」
猛暑が続いて天気が突然変わり急なゲリラ豪雨になることも多い季節です。

この雲が夏に多いのは、夏の強い日差しによって、地面付近の湿った空気がすごい勢いで上昇して雲になるためです。
とくに蒸し暑く、風が弱い夏の日の昼過ぎから夕方にかけてよく発生します。

雷には、雷光・雷鳴・雷電という現象があります。
・ピカッと雷の光だけ見られる 雷光(稲妻)
・ゴロゴロゴロ〜ッと雷の音だけ聞こえる 雷鳴
・ピカッゴロゴロゴロ〜ッと雷の光も音も確認できる 雷電

上空に流れ込んだ寒気と地上との気温差が大きいと、大気は不安定な状態が続き、雷雲が発生しやすくなります。特に上空の寒気の動きが遅い場合が多く、太平洋側では夏(7月〜8月)に起こりやすい現象です。

雷の発生に大きく関わってくるのが、積乱雲です。
雷がなったらできるだけ早く安全な空間に避難してください。

看護師 塩田

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