体温と眠りの関係

先日、失敗してしまいました。

何かと言いますと入浴時間が遅くなり、入浴直後ベットに入ることになってしまいました。

なかなか眠りにつくことが出来ず、結果、睡眠不足となってしまい起床時からスッキリしません。

皆さんもこのような経験はありませんか?

これは体温と睡眠の深い関係が影響したと考えられます。

そのため、入浴は就寝90分前に済ませる。

40℃のお湯に15分浸かる。(39〜40℃、10〜15分)この2点を心がけることで、スムーズな入眠に向けての体温の変化が快眠につながるからです。

私たちの体は、活動する日中は体温が高く保たれ、眠りにつく時には深部体温を下げることで脳と体をしっかり休息させる仕組みがあります

深い睡眠の時ほど、体温は大きく低下していると言われています

皮膚表面から熱を逃す熱放散システムが働くと深部体温が下がり、それに伴って体は休息状態になり眠気が訪れます。

(例えば、赤ちゃんが眠る前に手足がポカポカになる。冷え症の人が不眠になりやすいのは、手足から熱放散されにくいために深部体温が下がらないからなど)

また、ぬるめのお湯は副交感神経を優位にし、心身がリラックスして眠りにつきやすくなります。逆に42℃以上の熱いお湯に浸かると交感神経が優位になり、緊張モードになり神経が高ぶり眠りにつきにくくなります。

眠れない原因は人それぞれ様々、眠りについての他の条件も様々考えらると思いますが、その対策の一つとして体温と眠りの関係を利用した入浴をすることで快眠につなげてみてはいかがでしょうか?

検査 柿島

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