日光浴をしよう

朝晩は冷え込む日が多くなりましたが、日中は青空と日差しがここちよい小春日和の日が続いています。

みなさんは外で気持ちよく日光を浴びることができていますか?

 

普段デスクワークなどでなかなかゆったりと日差しを感じることができない方も多いことと思いますが、日光を浴びることはカラダのさまざまな機能を維持するためにとても重要です。

 

そのひとつは、

  • ビタミンDの体内での生成

太陽から放出される適度な紫外線を浴びることで、食品からだけでは摂取が不十分なビタミンDを体内で生成することができます。

 ビタミンDの働き

  ・食物からのカルシウム吸収を促して骨量を維持し、骨粗鬆症を防ぐ

  ・免疫機能を調節して風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐ

  ・うつ病の改善や認知症の発症予防

 

次に、

  • 脳内でセロトニンの分泌

日光を浴びると脳内では「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。

 セロトニンの働き

  ・ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる

  ・セロトニンを原料にして作られるメラトニンによる睡眠リズムの調整

 

この他にもガンや高血圧、糖尿病などの予防効果も期待されています。

 

太陽の下、屋外でウォーキングなどの運動を楽しむことは、心身のリフレッシュにもとても有意義です。

1日15分~20分、顔や腕を出しての日光浴で元気なカラダを維持しましょう。

 

看護師 上原

月別:アーカイブ