カビとエアコン

梅雨の時期になり、湿気の多い毎日ですが、こんな時期はカビが繁殖しがちです。カビは食品を腐敗させるだけでなく、病気も引き起こします。症状としては、咳、喀痰、胸痛、呼吸困難、副鼻腔炎や外耳道炎などがあります。多くのカビは湿度60%程度で発生し、約80%以上になると増殖します。梅雨の時期には高温多湿ということもありエアコンで冷房を使用することが多くなってくると思われます。 実は冷房を使用中のエアコンの内部は湿度が90%以上になり水滴も付着してしまうためカビにとって最高の環境です。なので、増殖したカビをエアコンの空気の流れとともに室内中にまき散らしている危険性があります。エアコンの本体やフィルターの掃除はこまめに行いましょう。この時期は体調が優れない方が多いと思われますが、まずは生活環境をこまめにチェックして、カビの生えない環境作りを心がけましょう。

検査技師  小池

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