空気の乾燥した寒い日が続き、インフルエンザが流行っています。
インフルエンザと診断されたら、登校や出社のタイミングが心配ですね。
学校への登校は、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」と、出席停止期間が学校保健安全法で定められています。
(※発症した翌日を1日目として5日、解熱した翌日を1日目として2日という数え方です。また、ここでの「発症日」とは発熱の症状が現れた日を指しています。「解熱日」とは解熱剤を使用せずに一度も体温が上昇しなかった日と考えています)
社会人の場合は法的な出勤停止期間の定めはないので、原則的には所属する職場の就業規則や産業医の指示に従ってください。
解熱日から2日以上経過していれば、90%以上の割合でウイルスがほぼ消失し、感染リスクも低いという説がありますが、咳症状が強い場合は咳が消失してから出勤すべきという考え方もあります。
症状には個人差がありますので、判断が難しい場合はぜひ医師にご相談ください。
看護師 上原