秋からの乾燥対策

秋は「食欲の秋」「スポーツの秋」など楽しみが多い季節ですね。

だんだんと朝晩の冷え込みが強くなり、空気が乾燥しやすい時期です。

乾燥は体の外側、内側に様々な変化を来します。

夏に盛んに行われていた皮膚呼吸による水分や老廃物の代謝が少なくなるため、気管や鼻、喉に負担がかかります。

さらに、乾燥した空気が鼻や喉の粘膜を刺激することで、せきや痰、喉の痛みなどの症状が現れやすくなります。

 

乾燥を防ごう

室内の湿度は40~60%の間をキープするのが理想とされています。

乾燥が気になる時は、マスクをしたり、加湿器を使用したりするなど、適度な湿度を保ちましょう。

喉に負担がかからないよう、鼻呼吸を意識することも大切です。

また、口の渇きや肌の乾燥、便秘が気になる時は、白湯や温かいお茶などで水分をこまめに取りましょう。

 

体を潤す食材や旬の食材を取り入れよう

梨、ごま、れんこん、白きくらげ、松の実、ゆり根などは、体の潤いを補ってくれる食べ物です。

肌荒れや冷え症などの症状がある人は、ひじきやあさり、いわしなどの魚介類、鶏肉などがおすすめです。

また、旬の食材は栄養が豊富に含まれています。

さつまいもやじゃがいも、ごぼうなどの根菜類、きのこ類、さんま、いわし、サケ、サバなどの魚も積極的に食べましょう。

さけのホイル焼きにきのこをたっぷり入れたり、れんこんのきんぴらにごまをひとふりするのもオススメです。

 

冷えに注意しよう

薄着で体の熱や水分を逃さないよう、朝晩の冷え込みが強い時はカーディガンを一枚羽織る、タートルネックやスカーフなどで首元を温めるなどの工夫をしましょう。

また、冷たい飲食物を控えたり、食材には火を通したりするなど、体を内側からも冷やさないことが大切です。

 

秋を健やかに過ごし、冬の寒さに備えましょう!

 

受付 池澤

月別:アーカイブ