まだまだ寒い日が続きますが早いもので2月も終わり、少しずつですが春の訪れを感じます。
もうしばらくすると桜も咲き始めますね。
お花見が楽しみです。お花見は、コロナの影響をうけず毎年、元気に咲きますね。
お花見の由来は、今から1,000~2,000年前の農民は、お米を作る田んぼに「田の神様」がいると考えていました。田の神様は、寒い冬の間は山へ行き、あたたかい春になると、農民たちが住んでいる村へ帰ってくると信じられていました。
そして、春になって桜がさくと、農民たちは「田の神様が帰ってきた」と考え、桜の木のまわりに集まり、田の神様をもてなしたことが、お花見のはじまりといわれています。でも、そのころのお花見は、いまのようなお花見とはちがって、「お米がたくさんできますように」という「お祈り」のようなものだったといわれていました。
また、桜の咲き具合によって、その年にお米がどのくらいできるのかを占ったり、「悪いことが起きないように」と「厄除け(やくよけ)」をしていたともいわれていました。
さて今年の桜の開花は、いつでしょうか?
待ち遠しいですね。
わが家では、日本酒をそそぐと桜の絵が浮き出る御猪口を使っています。今は、食器も桜柄の器が多く売ってますので家庭でもお花見を楽しめますね。
クリニックの診察室前にもひと足先に桜が咲きました。毎週、季節の花を生けていますのでぜひご覧ください。
まだまだ気を抜かず感染対策に気をつけて良質な睡眠と運動を心がけ、春が来るのを待ちましょう。
看護師 塩田