甲状腺専門医による甲状腺診療・糖尿病内科・循環器内科・漢方内科 – 世田谷区 内科 五十子クリニック 公式ぺージ

年末年始、つい食べすぎてしまい体が重たい、胃が疲れ気味という方もおおいのではないでしょうか？

そういうときは以下の5つのポイントを意識して食生活を健康的にリセットし食事を整えていきましょう。

（1）主食は少なめ、野菜は多め

主食は1食あたり握りこぶし大までに抑えるようにして、糖質のとり過ぎにならないようにしましょう。

主食を減らした代わりに野菜や海藻類をしっかりとって、体の調子を整えるビタミンやミネラルを補ってあげると代謝も良くなり体の中もスッキリしやすくなります。

（2）主菜はヘルシーなものを

揚げ物や脂ののったお肉など脂質が多いメニューは消化に時間がかかるため胃に負担をかけてしまいます。

積極的に選びたいのはシンプルな焼き物や刺し身、鶏むね肉やささみ、赤身のお肉、魚介類、大豆製品といった脂質が少ない食材を使ったメニュー。

タンパク質は体をつくるもとになるので、リセット期間にしっかりとりたい栄養素です。

朝食からタンパク質をとっておくと睡眠の質も良くなり、体もスッキリしやすくなります。

夕食を食べすぎてしまうと睡眠の質を悪くしてしまうので、夕食の内容はヘルシーにして食べすぎないように注意しましょう。

（4）間食を見直す

食事のほかにも、間食も見直していきましょう。特に、年末年始はダラダラ食べてしまいがちです。その習慣が続いてしまうと正月太りがなかなか解消できなくなってしまいます。

できるだけ間食は控え、胃腸を休ませたいところですが、どうしても食べたいときは1日1回14～15時台に食べるのがおすすめです。

その際は、200kcalまでに抑え、食べるものもナッツやチーズ、おつまみ小魚、酢昆布など不足しがちなミネラルやタンパク質が補えるものを選べるといいですね。

（5）水分補給をしっかり

水分が足りないと代謝も悪くなってしまいます。

1日1.5L程度を目安にこまめにとるようにしましょう。(腎臓の機能にもよるので、詳しくはかかりつけの先生にご相談ください）

水分とは、ジュースやコーヒーではなく、水や麦茶、ノンカフェインのものです。

朝、起床時に白湯（さゆ）を飲むようにすると、体の中から温まり胃腸の働きを促進、代謝も促してくれます。

また、のどの渇きを空腹感と勘違いしてしまうこともあるので、口ざみしくなったらまずは水を飲む習慣をつけると、余分な間食をとらなくて済むようになります。

 

新たな一年、気持ちを切り替えて、少しずつ健康的な食生活に戻していきましょう！

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