世界中がCOVID-19に翻弄され、悩まされ続けていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?!
2020年4月5日、発熱がある方は診察出来ないので他の診療所に行ってくださいという診療所が増え、発熱や体調不良で困る方が多くなったために、内科医の使命として、通常の診療とは完全に分けて、風邪・発熱外来を開設し、診察を行ってきました。
さらに2020年12月から院内にてPCR検査を受けられるよう変更し、よりCOVID-19に悩み、苦しむ人の助けになればと信じて診療してきました。無論、現在もその気持ちに変わりなく、1人でも発熱や体調不良者のサポートが出来たらと思って日々の診療に従事しています。
しかし大きな転換点が訪れようとしています。いや、世界中で問題となっているコロナ騒動が一瞬にして消滅するかもしれないニュースが2021年7月21日に流れました。詳細は後ほど記すことにします。以前の投稿をご覧になって頂ければお分かりになって頂けると思いますが、私自身、発熱、風邪症状のある方全てにPCR検査を行うことに反対してきました。しかし時代の流れで、なぜ日本だけはこんなにPCR検査が遅れているのか?意図的にやらないようにしているのではないか?と世界からも揶揄され、マスコミもそれに同調し、国もその流れに押されて現在の発熱があり濃厚接触者と判定されれば即座に新型コロナウイルス感染症疑いとなりCOVID-19のPCR検査を公費で受けられる時代になりました。
私自身、COVID-19の流行が起こり始めた当時、極めて臨床能力を疑わざるを得ない診療(抗体が陰性であれば感染していません、とか、抗体が陽性であればもう感染しません、などなど)が日本各地で行われるようになり、少しでも質の高い医療貢献が出来ればと思い風邪・発熱外来を開設して現在に至りましたが、現在は数多くの診療所や病院にて新型コロナウイルス感染症外来が行われるようになっています。そしてまた今後、軽症の新型コロナウイルス感染症に対する点滴治療が入院可能な施設に於いて行われるようになることを考えますと、私自身のクリニックにおける、新型コロナウイルス対策の役目も終わりに近づいてきていると感じていました。
そんな折、前述しましたが2021年7月21日にCDC(アメリカ疾病対策予防センター)より衝撃的な発表があったのです。
今年の12月31日以降、つまり来年1月1日からは新型コロナウイルス感染症の診断のために行われてきた最も評価の高い検査とされてきたPCR検査を中止する、と。この理由を読めば驚きを隠せないと同時に、科学者でなければならない1人の医師として恥ずかし想いと、失望感、虚無感を感じぜずにはいられません。1人でも多くの人のために、と思ってやってきた医療がサポートどころか、全くいい加減な診断になっていたのかもしれないと思うと、まだ日本政府やマスコミはこのCDCの発表は全くニュースとして流していませんが、当クリニックでは明らかな指針が出るまでは即座にPCR検査を中止することが最も妥当だと考え、7月末でPCR検査及び、通常診療と完全に分けて時間外に行って来た風邪・発熱外来も中止することを本日2021年7月30日決定致しました。本意ではありませんが、海外渡航に必要な場合や陰性証明書など必要な方の場合におきましては、政府の公式見解が明らかになるまではそのままPCR検査を継続致します。発熱や風邪の診察におけるCOVID-19PCR検査を中止するという意味でございますのでご不安にならないで頂ければ幸いに存じます。
COVID-19診断の根幹を支えてきたPCR検査の信用性が失墜したら、世界中でCOVID-19と診断され、隔離され、そして多くのお店が営業停止を余儀なくされ、世界中の移動制限がなされてきた一連の騒動は全くの茶番であった可能性も出てくる訳です。余りにも衝撃的なニュースであり、なぜ日本政府もマスコミもこの重大なニュースに触れないのか疑問を感じますが、それと共に、今後の動向に注視していかなければならないと感じます。
CDCの発表内容はここに添付しますが、英語であることはご容赦くださいませ。
1人でも多くの方の健康を願って、これからは甲状腺、高血圧症、糖尿病の方の診察に力をより注いでいく所存でございます。
どうぞ宜しくお願い致します。