蒸し暑い夏がやってきましたね。
暑い日が続くと食欲も失せるし、食事を作るのも嫌になってしまいます。
そんな時に大活躍するのが、手軽に食べられるそうめんやそばなどの麺類。
つるっと冷たいのど越しが、暑い夏にはうれしいですね。
麺類は、ご飯のようにおかずをつけるのではなく、麺の1品で食事を済ませてしまうことがほとんどです。
そのため、どうしても炭水化物に偏りがちです。栄養バランスを良くするためには、具だくさんにして、足りない栄養分を補う必要があります。
つゆにつけて食べるそうめんより、具だくさんにした冷やし中華の方が、栄養面からいえば良いです。野菜だけではなく、卵や肉などのたんぱく質のものをプラスすると、さらに良いでしょう。腹持ちも良くなります。
そばはちょっと変わり種で、そばには炭水化物以外にたんぱく質も豊富に含まれています。そばのたんぱく質は必須アミノ酸を豊富に含んでいて、穀物として優秀な栄養価をもっています。さらに、そばには血液サラサラ効果があると言われている「ルチン」という成分が含まれています。麺だけの栄養価でみると、そばは1歩リードしていますね。
シンプルですが、食べる意欲が湧くもの、食べたいものを食べるのが一番です。身体の負担からみておすすめなのは、胃に優しく消化しやすい「うどん」です。できれば温めて食べた方が身体が温まり、胃の刺激も少ないです。
麺類は炭水化物の食事に偏りがち、または早食いになりがちです。ゆっくり良く噛んで味わい、夏の食べ物を楽しんでください。
受付 鷲巣